文化活動も盛んな、
人気投票常連の温泉地
1000メートル級の山々に囲まれた標高450メートルの盆地の温泉。もともと同じ大分の別府温泉に押されてひなびた温泉街だったが、地元の人達の努力で温泉人気ランキング常連の知名度を得た。伝統的な表記は「由布院温泉」であるが、昭和30年2月に湯平村と由布院町が合併。湯平の「湯」を取って「湯布院町」となり、国民保養温泉地の指定では両温泉と周辺温泉地の岳本(たけもと)・石松(いしまつ)・八山(はちやま)・乙丸(おとまる)温泉を合わせて、「湯布院温泉」となった。なお、現在の行政名は「由布市」だ。源泉数は880本に上ると言われ、これは別府温泉に次いで二番目に多い。泉質的には単純温泉が多いが、一部源泉には塩化物泉・炭酸水素塩泉もある。湧出量も豊富。秋から春にかけて、気温差から霧が発生しやすいことでも有名。また温泉街の背景にドンと鎮座する由布岳はここのシンボル。一生に一度泊まってみたい高級旅館もある。美術館など見所多数。できれば複数泊したい。なお、各所にある共同浴場は地元専用で観光客が入浴できないところがあるので注意したい。
日帰り温泉問合せ: 由布院観光総合事務所 0977-85-4464 宿泊は宿一覧参照
参照→やまなみハイウェイ温泉地図 | イラストマップ |