名所、旧跡が多く残る
歴史ある温泉地
諏訪大社の門前町であり、中山道と甲州街道が交わる宿場町として栄えた温泉地。松本に近い方が下諏訪、甲府・東京に近い方が上諏訪。その上諏訪温泉とは泉質が違う。源泉が豊富で、共同浴場が多いのも特徴。歴史ある共同浴場「旦過(たんが)の湯」は平成24年(2012年)にリニューアルオープンした。鎌倉時代の修行僧がすごした「旦過寮」が名前の由来になっている。湯口の温度は52度と高く、切り傷に効く泉質になっている。明治37年(1904年)に創業した「鉄鉱泉本館」は風情があり、諏訪の歴史を感じられる。お風呂の源泉は旦過の湯だが、宿名の由来となった鉄鉱泉は「神秘の水・謎の水」と古くから云われ、試飲、塗布のみできる。夏のシーズンは諏訪湖の花火大会があることも相まって、上諏訪温泉と共に人気の温泉地となっている。御柱祭(おんばしらさい)で有名な諏訪大社もお見落しなく。