妙見神社跡から
湯が湧き出したという
天降川(あもりがわ)と中津川の合流点に広がる、新川渓谷温泉郷最大にして中核となる温泉地。閑静で、深い緑に包まれた渓谷美のすぐれた温泉地。すべての宿が自家源泉を保有しており、湯治場温泉としても評価が高い。妙見でもっとも古い「おりはし旅館」の「キズ湯」は、低温(33度)の湯で、西南戦争の時、負傷した薩摩兵の傷を癒すために開湯した。もちろん自家源泉だ。なお霧島市新川渓谷沿いの複数の温泉地が「隼人・新川渓谷温泉郷」として昭和42年に国民保養温泉地に指定されている。