北海道の代表的な温泉地。首都圏や関西圏からのツアー客が絶えない。登別の語源はアイヌ語の「ヌプルペッ」で白く濁った川・色の濃い川といった意味。もともとアイヌの湯治場だったところで、温泉地として整備され始めたのはは幕末である。その後日露戦争の傷病兵の湯治場になり、全国的に知られる存在になった。泉質の豊富さは日本有数で、硫黄泉、明礬泉、食塩泉、芒硝泉(硫酸塩泉)、緑礬泉(含アルミニウム)、鉄泉、酸性鉄泉、重曹泉(炭酸水素泉)、ラジウム泉と9種の泉質がある。源泉でクッタラ火山の爆裂火口である地獄谷、高温の湯釜「奧の湯」、大湯沼など見所たくさん。大湯沼川の散策路は自然の足湯を楽しめる。遊び処として周囲にはテーマパークやゴルフ、スキー場にクマ牧場などある。 国民保養温泉地に指定されている。