五平餅

恵那の五平餅

伊那の五平餅

愛知県東栄町の古代五平餅
古代米にはアミロースが多い

五平餅について

岐阜美濃飛騨・長野木曽・伊那・奥三河・富山山間部などで伝統的に食される御餅。由来は神道の神具「御幣」に似ていることから「御幣餅」となった説、五平（衛）という人が最初に考案したとする説がある。形は楕円形や円形のものが多い。五平餅には三原則があり、1.うるち米を使う、2.串に刺す、3.醤油・味噌など大豆由来の調味料を使う、となっている。地域によってエゴマやクルミをまぶしたり、ハチミツを加えるなど数々のバリエーションがある。最近はドライブインや道の駅でも食すことができて、人気のファストフードとなっている。

「うるち米」はコシヒカリなど一般のお米で、水に溶けやすいデンプンのアミロースが多く含まれる。「もち米」はほとんど含まれずモチモチしている。

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