那須湯本温泉の見どころ

温泉神社（ゆぜん神社） 那須の与一が扇の的を射るとき、祈願をかけた神社。宝物館もある。那須湯本バス亭の目の前。
賽の河原 殺生石のある河原を温泉神社から見渡す。遊歩道で散策できる。無料休憩所あり。
殺生石 悪の権化「九尾の狐」が化けたという伝説で有名。この狐は悪が集まって世界ができたとき誕生した。１２世紀初頭に宮廷に入り、玉藻前となって鳥羽上皇の寵愛を受けるようになる。しかし陰陽師・安倍泰成にその正体を見破られ、那須野に逃れた。その後朝廷に追討され、巨大な石にとなり、近づくものは全て殺すと恐れられた。石の周辺から亜硫酸ガスが噴出しており、曇天のときは注意が必要。芭蕉の句碑がある。
教伝地蔵尊 「教伝」という白河の不良僧がここで火の海地獄に落ちたという伝説がある。この千体地蔵は、費用を出せば誰でも建立できる。裏面に氏名・住所を明記してもらえる。 問合せ：那須観光協会：0287-76-2619
鹿の湯 那須湯本温泉の源泉。共同浴場になっている。白濁した酸性度の強い湯で、「下野の名湯」と言われる。泉質が濃いので、入浴の仕方を理解して入ろう。とても効きそうな湯だ。休日は観光客で相当賑わう。駐車場あり。